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日常、お笑い(ウンナンさん) ・ 生き物 ・ TVの話題多し。
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 休みがなくてなかなかブログを書けない・・・感想もどんどんたまっていく内に、大阪での 「大妖怪展」 も終わる・・・っていうね^^;。
 先日は、2年半ぶりに境港へも行って来たのですよ。

 

 あべのハルカス の16Fにある、あべのハルカス美術館で開催されていた 「大妖怪展」
 妖怪好きの私は、9月と10月に行ってみました( ← 二回行ってる;)。



 天にはるかす、地上に阿倍野 ――― 。

 妖怪展にようこそ。
 … 地上じゃなかったかもしれない。なんとかにあべの。← あいまい。
 音声ガイドの第一声が印象的でいいなと思ったのに忘れてしまいました。

 

 展示物やページ部分が数度にわたって変更があり(期間によっては見れないものが)。早くに知ってたら東京も行ってみたかったなぁ…と思います。

 

 また完全に自分の趣味の範囲なので一人で行こうと思ってたのですが、大阪駅は複雑なので迷う! という事前情報にビビって、母上 (百貨店が目当て) を誘って行く事にしました^^;。
 (二回目は行き方を覚えたので一人で行けましたよ。)

 地下鉄御堂筋線 に一日乗車券で乗る(土日祝は600円)。 「三回乗れば元とれますよ~」 と売り場の方に教えてもらったので^^。
 最初は人がいっぱいでうわーとなるけど、なんば駅を過ぎれば余裕で座れるくらい空いたので快適でした。 天王寺駅 で下車。



 駅からわりとすぐのところにエレベーターがあってそのまま16Fへ~。外観を見たかったんですがその暇もなく;。

 大妖怪展!! じゃん!
 テンションあがります^^。ここまでは写真OKな通路。

 『 大妖怪展  土偶から妖怪ウォッチまで 』

 正直、この副題からですねぇ、子供向けのライトな展示で期待薄かな~ とか思ってたんですよ (妖怪ウォッチ見たことないし;)。


 ところがどっこい(古)、国宝 やら 重要文化財 が並ぶ、だいぶ渋めのラインナップとなっておりました。ご年配の方もたくさんいて。
 午前中に行ったんですけど、老若男女、一つの作品を見るのに軽く並ぶぐらいの盛況でした。

 母上は妖怪にまっっったく興味がないのですが^^;、国宝と重文の文字につられて一緒に入館することに。出てきた時には、意外とおもしろかったよ、と好評でした。

 


 去年のマグリット展で初めて利用してみた音声ガイドを今回も借りることに(500円くらい)。
 声の案内人は、声優の井上和彦さん です。(ちなみにマグリット展の案内人は “ 謎の男 ” こと、俳優の石丸幹二さんでした)。
 聴きやすく、それぞれの作品の解説が詳しくわかっておもしろいです。


 時代に分かれた展示、悠久の時を感じる古い作品から、へたうま? ゆるーい妖怪画、迫力ある怖い浮世絵、江戸時代のユーモアと遊び心ある作品、とバリエーション豊かでよかったです。

 最終的に、土偶は自然への畏怖などから、現代で親しまれる「妖怪ウォッチ」まで。4000年前から現代へ。妖怪がからめてあったのが、なるほどなーと。

 私の目的は、主に妖怪絵!
 作品が引用できないので、展望台の写真をはさんでいきます^^;。

 



 すぐに出迎えてくれたのは 葛飾北斎 の 「天狗図」 

 美術オンチの私でも知っているビッグネーム(またこのパターン^^;)。
 宙を舞う躍動感に、紅葉の季節に、羽の一枚一枚の繊細さ・・・かっこいい~。

 ガイドの、羽の詳細さに、北斎は天狗を実際に見たのでしょうか。。。 的な部分にわくわくしたり。

 

 伊藤若冲 の 「付喪神図」。
 味があってどことなくかわいい (帰りにこれのマグネットを買いました)。普段は福岡市博物館蔵という事で・・・いつか再会することもある、かもね??


 広島からは三次の 「稲生物怪録絵巻」 がきてましたね~。平太郎の30日間の化物との根性くらべ? 物語的にも面白いのですが。
 寝てるとこにたくさんの虚無僧が上がり込んでくる とか、嫌がらせでしかない^^;(このページの展示ではありませんでしたが)。

 

 歌川国芳 の 「相馬の古内裏」。
 この作品は有名ですよね~~。教科書で見た覚えがあります。覗き込む迫力の巨大ガイコツ。
 ガイドの、この時代、とても正確な骨格は一体どうやって描いたのか、いまだにわかっていません・・・ 的な解説にぞぞぞっ。

 

 私の大きな目的の一つ、 鳥山石燕 の 「画図百鬼夜行」「今昔百鬼拾遺」 (「霧」以外の「雲」と「雨」がきてました) に 「百鬼徒然袋」

 私が妖怪を好きになったきっかけは、両親が共働きの子供を預かってくれる場所で、7才の頃に読んだ1冊の本なのですが。覚えてる絵柄がこれなんですよね~。目目連とか二口女とか小袖の手とか、覚えてる( ← シブい )。
 (水木しげる氏によるものか別のものかはわからないのですが) 石燕の妖怪画を元にした本だったのではないかと思います。
 マグリットもそうですが、日常にひそむシュール、が好きだったのでしょう(?)

 いわば私の妖怪好きのルーツ!! (笑)

 

 石燕のは本なので開いたページしか見れないのが残念~。
 自分のためのメモ ・ 見れたのは、 「天狗」「やまびこ」、「泥田坊」「古庫裏婆」、「目目連」「狂骨」、「琴古主」「琵琶牧々」 でした。

 琴古主と琵琶牧々は、 百鬼夜行絵巻 での描かれ方が可愛いので好き。見れて嬉しい。
 目目連を見れるのも感慨深い。7才の私に教えてあげたいですね。その原画の本物を見れたよ、って。

 

 大きな目的の一つ、その2。土佐光信 の 「百鬼夜行絵巻 (真珠庵本)」 は、前も書いたんですけど、なんと展示期間がまだ(!)だったんですね;;。いや模写もいいんだけど、やっぱ真珠庵本でしょ!! なので後日もう一度行くことに(汗)

 図録もグッズもいろいろお土産に買いました。
 また、こんな近代的な建物で、妖怪展っていうのもおもしろいじゃないですか。

 

 せっかく あべのハルカス に来たので、展望台にも観光に行ってみる。
 うお~~、高い。空間のデザインも素敵。
 ここでビアガーデンとか楽しそ~~。

 あいにくのお天気でしたが、遠く以外はよく見える。通天閣ってあんな所にあったのか。はるか下に見えるのにびっくり。10年前くらいに友人と上ったけどもっと高いイメージだったんだ。 16年前に行った京セラドームも見える。。。 SMAP。。。

 この後は、ハルカスのお蕎麦屋さんで昼ご飯。百貨店を見たい母上につきあって、下の近鉄百貨店とか、梅田駅でおりて阪急を見て、ドトールでお茶して、帰りに新幹線のとこでたこ焼きを買って帰ったのでした!

 

 

 

 

 


 


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