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京都旅のつづき。
友人の行きたい場所として、 大将軍八神社 がありまして。方位のデザインの綺麗な御朱印帳があるそうで。
平安時代の都を守った方除けの神様。
悪いとされる方角から守ってくれる神社のようです。
ちょうど “ 九十九ノ語 ” という妖怪関連のイベントをやっていて、「まだ間に合いますよ!」 と声をかけて頂きましたが、帰りの時間があったので参加はできませんでした^^;。残念。
なぜ妖怪なのかというと。
ここへ向かう途中の商店街に、何か手作り感あふれる妖怪の人形などがあって、??? と思っていたら。
こちら、 なんと 百鬼夜行絵巻 の舞台となった 京都・一条通 だそうで!!
“ 妖怪ストリート ” という名称がついておりました。
長く使い古された道具たちが意志を持ち、 “ 付喪神(つくもがみ) ” という妖怪になって、夜の平安の通りを、行列となって横領跋扈した、といわれる。。。
その様子を描いたのが、「百鬼夜行絵巻」 なんですねぇ。
ここがその本物の通りだなんて!
その日は店も閉まっており、静かな商店街といった感じでしたが、はるか昔、平安時代、この通りを百鬼夜行が ・・・ と考えるとロマンですね! ロマン!!
俄然テンションのあがった私(笑)。 資料館というところも覗いてみました。人の気配がなく・・・;、妖怪の置物がある静かな休憩所といった感じ。
人は居ないけどお化け屋敷という響きに警戒する私たち・・・。上にあった小型の冷蔵庫に、 何か飛び出してくるんじゃない? もしくは怖い物が入って? ・・・ と、かなりビビリながら開けてみたのですが、ふつーにペットボトルとか入ってて爆笑。 普通に冷蔵庫だった!! あー、今日イチ笑った。
帰りまでにもう少し余裕があったので。私がちょっと気になっていた 晴明神社 。その場で調べたら、そう遠くなかったので、バスで向かうことに。
陰陽師 ・ 安倍晴明 。
ドラマ・映画・漫画などのメディアでも有名になりました。
不思議な術を使い、京の都を守ったといわれます。
こちらの神社は晴明の屋敷跡の場所に建てられているそうで。
朝から雨でずっと曇っていた空模様が、この頃になると青空も広がり。
降りるバス亭がちょっと違ったらしく、スマホを頼りに歩き歩き。近づいてくるとご近所の家々に五芒星がはってあり。地域の方々にも親しまれている神社なのですね~。
通りがかりの方に道を尋ねたところ、丁寧に説明して下さったので、助かりました。
晴明神社の有名な星の社紋、五芒星は、桔梗の花 といわれているそうです。
ちょうど紫や白の桔梗の花が咲いており、きれいでした。そういわれてみると確かに。
お参りをして、境内の御神木のところへ。立派な楠です。
両手をあてて大樹の力を感じて下さい、との事で、他の皆さんにならって、両手をあててみることに。
気とかパワーとか全くわからない方なんですが( ← 鈍感;)。想像してたような触感ではなくて、少しひんやりとしていたのが印象的でした。不思議な感覚だった。
ここ毎日エアプランツを手に持って生命力を確認していますので、推定樹齢300年の木にも敬意をこめて。何か感じとれるものがあったのかもしれません。
こちらでは、五芒星のステッカーお守りと、あとですね、なぜか 水木しげる氏の漫画の小冊子 『 安倍晴明公伝』 があったので、そちらも記念に購入して帰りました。
思いもかけず妖怪の歴史の一端に触れることができた気がした京都でした。