新テニ 感想 〔※ネタバレ〕

　遅まきながら、私的に気になる対戦カード２組の今月。


　立海頂上対決、真田 ｖｓ 幸村 の試合。
　「ガットを突き破られる」（この普通にされてる解説がすでにおかしい）真田の打球に対して、なんなくラケットの　柄　にあてて返す幸村の絵がCOOL。いやシュール。
　柄の裏んとこで返したよ！　裏で！
　新しいパターンですね。
　新テニはほんとに COOL＆シュール だなと思いました。


　戦ううちに五感を奪われて、やみくもにラケットを振り回す真田。ひそかに場外から他校の１年生に指さされてる真田…。
　が、幸村のヘアバンドを焼き切る（怖いよ）打球をうって、一瞬恐怖を抱かせる邪悪なオーラを出しはじめるも、７ － １でとどめをさされるという確執の残る敗退でした。
　これでほんとに退場なんでしょーか。
　なんかまだまだ上にあがりそうな雰囲気の描かれ方でしたか、この漫画のことだから、普通にこのまま終わって、あれは一体何だったんだ！？となる可能性も否定できない。
　戻ってきてほしいけど。
　鬼先輩とのインパクトでかすぎるからみを見てみたかったです。恐い顔 ＋ おっさん。


　不二兄弟対決は、まさかの１コマ試合でしたねf^_^;。
　今までのフリは一体……。
　でも一方的すぎたり、天才じゃない努力の等身大中学生・裕太が超人化する試合が描かれるよりは、こうしてあっさり爽やかに終わる方が良いのかも。裕太はこのままがいい。


　他の試合も、COOL＆シュールだった。
　その他の見所笑い所。

　* みちのく流れ星（シューティングスター）。誰のセンスの異名なんだ（笑）。
　* 無音でのクラウザーさん（１年）のコケ。
　* 「あばよ 長太郎っ！！」……あばよって字面がツボにきた。
　* ひそかにボールを譲ってくれた長太郎を応援してる“悪い高校生”二人に和む。
　* 監視カメラに向かっての「ショータイム」宣言、跡部さん。