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どこからともなくトランペットの音が聞こえてくる暇を持て余した昼下がり・・・(どこからともなくったって中学校なんですけど)。
うちにエアコンはないが、ピアノがある。閉め切ってやるのでサウナ状態だけど、でもやる。
よっし、今日は相棒メドレーいこう~と思って。 『愛の挨拶』 (S2-右京さんがレコード贈った)、『亡き王女のためのパヴァーヌ』 (S5「女王の宮殿」エンディング)、『ノクターン 遺作』 (S6-彼の重荷)、 『英雄ポロネーズ』 (S3-右京さんが弾いてた)♪ ・・・と、これ全部弾ければ最高なんですが、どれも部分的にしか弾けないっていう^^;。弾ききるっていう目標はどーなったんだ? 自問自答しつつも、相変わらずおいしい所だけをつまみ弾きする趣味の練習です。
相棒5-最終回 『 サザンカの咲く頃 』 →
目的のために手段が見えなくなってしまった人達と、それを見逃そうとして追い落とされた人の話。
小野田官房長を語るならこれ!といった回。
暗黙に特命を(というか右京さんを焚きつけて?)動かして、のらりくらりと手のひらを返し、敵にまわったと思えばさらに裏で手を貸したりする、結局 利用できるものは利用して真の目的を遂行するだけ・・・くえない人です。そのためには長官すら切ることも厭わない。
そして右京さんを静かに激怒させる、と。
* 始まりの音楽がやたらカッコいい。
* ピザとりたいからと特命二人を無理やり自宅にあげる小野田さん。亀山君に開けさせといて「爆発物かもしれないから」ってさらっと^^;。表面上はのほほんな食べ物関連 + この3人のシーン、結構 好きだったのに。
* 特命を相手にせず行こうとする三人の後ろから「さざんか」(機密のパスワード)でとめるシーンが格好いい~~。
* 護衛に文句をつける美和子さんに伊丹さんの「襲いませんよ、亀山夫人」がちょっとおかしかった。亀山憎けりゃ妻まで憎い^^;? 美和子さんまで喧嘩対象なのか。
* 内村刑事部長の右京さん嫌いはブレないですねぇ…(過去に何か;?)。「お前の好きな官房長が」って言い方いやらしい。お前は裏切られたんだよ、とか、お前は部下一人守れなかったとか、・・・嬉々として(結果 ぬか喜びだった訳ですが)。
* 長官 VS 小野田さん。かぁっこええ~~~(いいから)。№1はただのっかっているだけでいい。
新しい長官もそれであったらよかったけれど。Ⅱで小野田さんを失っても「痛み分け」で片づけられてたのに、ぞっとしました。上には上の、相棒の恐いところ。
* 退官の列に、特命二人を並ばせるのも強烈な皮肉・・・。
* でも小野田さんも元部下をなくしたんですよね。さざんか・・・パスワードに適した単語ながら、花ことばの「困難にうち勝つひたむきさ・理性と謙虚」がラストで沁みてくる、そんな話でした。
相棒6-最終回 『 黙示録 』 →
間違った裁きで人生を狂わされた多くの人、人を許すこと、許されること・・・当時見た時はちんぷんかんぷんだったけど(これもか)、なんか泣きそうになった。相棒って年齢重ねてから見るものなのかも。
* うちの細君が・・・コロンボ?(コロンボ刑事は永遠です。。。)
奥さんがなんやかんやと言いながら右京さんを食事に誘いだす小野田さん。奥さんと来たらいい、ごもっともです^^;。
結局、小野田さんの細君が出ることはありませんでしたね・・・。
* 甘いもの食べたいと冬空の下でアイスを頼んでおきながら、用がすんだら「寒いからこれあげる」っておしつける小野田さん。
わ が ま ま か!(笑)
* 三雲判事が判決文を持っていたというシーンで流れてるの、ショパンのノクターン嬰ハ短調(遺作)だったんですね。哀しい綺麗な曲です。出だしの1フレーズ目は弱く、2フレーズ目はもっと弱く・・・ついレッスンでの教えを思い出す。BGMはキレ(?)があったけど、個人的にはもうちょっと優しめの音が好みです(なんだろうと優しい音が好きです)。
* 暴走するよ、の問題のあのラスト。右京さんは本当に正しいのか? そんな疑問をこちらにも投げかけられる小野田さんから亀山君への言葉。「あれ? 知らなかったの。相 棒 なのにねえ」 抑揚がないから怖い! ついに本格的に右京さんと亀山君を引き離しにかかるのかと思いましたよ(結果 7で亀山君は去ったけれど。違う理由で)。ここの不穏なBGMも印象に残る。何かが割れるような音でEND。