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雷が付近に落ちて怖かった。すごい雨。
5時くらいに目が覚めて怖くて眠れなかった。
雨が降ると、庭の蟹たちはご機嫌なようです。
木の影に、アジサイの下に。今年も庭に蟹がやってくる季節になりました。
・・・・・・・・。
小さい頃からそうだったので、どこの家でもそうだと、当然のことと信じて疑わなかったのですが。
蟹って家に出ないのが普通なの?
黄土色の子供のカニと、赤い爪の大人のカニ。
子供の方は小さくてどこにでもやってくる、古い家だと普通にあがりこんでくる。この時期、ピアノを弾いていて、何かの気配を感じて振り返ると大抵、忍び足で歩いているカニである。(日常茶飯事だけどよく考えるとシュール!)
自由~に入って来るくせに、警戒心は強いらしく、目が合うとハッと動きをとめる。近付いてみるとビビってサササッと逃げる。しかし向こうは横歩き、私は縦歩きなので、ときに進行方向がぶつかって、お互いにぎゃっと思う。
何の悪さをする訳でもないので、もう慣れっこになっている。
家に帰ると、庭の蟹たちが嬉しそうに白い丸いものを両手(?)に抱えて歩いていたので、どうしたのかと思ったら、親が古くなったひなあられをおすそ分けしたらしい。あれは、あられか^^;。
庭に置いておくと通りかかった者から順番に持って行く。私を見つけるとあられを両手(?)でキープしながら走って逃げる。私が動きを止めていると、居なくなったと思って油断して食べ始める。片方のはさみを器用に使ってちょっとずつ口に運んでいく、意外と上品な洋食風のお食事風景である。
← 隠れてるつもり?
私は普通に通りたいだけなのに、ビクッとなって大げさすぎるほどなリアクション。すごいスピードで逃げて行ってそのままの勢いで段差から落下していったりするので、だ、大丈夫か…;?となる。なのでこの時期はゆっくり歩きです。
なんだかんだで私は、この小さな庭の来訪者たちを可愛いと思っているのである。
〔作文:カニとわたし〕