浮かれピンク

　友人が街中で見つけたマンボウの噴水の写メを送ってくれました。適度なリアルさと適度な可愛さが混在した理想的なマンボウでした。人目と理性さえ無ければ抱きつきたいところだ、と思いました（ぇ）



　身のまわり品を買うのにピンクというのは自分の中であまりない選択肢だった訳で。
　別に可愛らしい色だとは思うし、淡いと柔らかいイメージだけど、なかった。例えば自分の中でファッションで面積の狭いツーポイントのピンクはありなんだけど、面積の広いツーポイントのピンクはなしだったんですよ。濃いピンクの浅履きソックスに、ベージュピンクのストールくらいはありなんだけど、たとえ桜色のワンピースだとしても、それにピンクのパンプスとかはない！っていう。
　ここで理想的なバッグに出会ってしまったのです。７つあった実用面の条件（多い）をすべてクリアした上での理想的なデザイン。
　ただ、ただ…………ピンクだった。条件もデザインも完璧なのに、色だけがッ。
　すごく悩んでいたら店員さんが「茶色もございますよ」というので出して来てもらったのが、“沼”みたいな色だったf^_^;。
　いや、これはちょっとないですね…となったら、店員さんも「そうですね………ピンク（の方）ですね」と言うので（売る側の人が肯定したらあかんだろ;）、ピンクに決める。
　使い勝手はめちゃめちゃいいです、デザインも気に入ってる、ただしピンク。サーモンピンク。よし、お前の愛称は“しゃけ”だ！　“しゃけ”にしよう！
　・・・鮭と一緒に新しい扉を開けてしまった感じです。