忍者ブログ
日常、お笑い(ウンナンさん) ・ 生き物 ・ TVの話題多し。
×

[PR]上記の広告は3ヶ月以上新規記事投稿のないブログに表示されています。新しい記事を書く事で広告が消えます。

 NHK爆問学問、テーマに惹かれて二度目の視聴。

 「見慣れたものを見慣れないように見る」
 今回の先生は、民俗学者の常光先生です。

 映像で初めて知ったけど、私が小学生の時読んでた講談社『学校の怪談』の原作の方だそうで(!)
 各学校から集めた短い話をまとめた子供向けの本なんだけど。一つとても印象に残ってるのが…



 ある雨の降る放課後、教室に残って怪談話をしていた男の子二人。そろそろ帰ろうかと廊下に出たところで、赤い服の女の人とすれ違った。
 今まで怪談話なんてしていたものだからA君が面白半分にB君に言う。
「今振り返ってさっきの人が消えてたらどうする?」
 二人で同時に振り返ると後ろには誰もいなかった。




 …みたいな内容だったと思うけど。この、ぽんと突き放されるような後感? その何気なさが好きだった。



 番組本題に戻って。私もお化けは資料でしか見たことがないけど。

 学校という共有できる場所で、群集心理でのストレス解消。怪談の舞台としてトイレが多いのは、子供たちにとって「学校の秩序の届かない、無化された空間」だからではないかという説でした。集団の中で自由になれる区切られた空間、不思議な作用が働くんですねぇ。誰もいない教室だとか、音楽室、理科室…。



 太田さんの「中間くらいが怖いという日本人の感覚」にすごく納得!

 ホラー映画とかで欧米のゾンビのように実体が出てくるとSFみたいだなと思って冷めてしまうのは、私が日本人として培ってきた文化なのか…と。

 ほんっと面白い。妖怪学は人の想いが大きいと思うわー
PR
この記事にコメントする
お名前
タイトル
文字色
メールアドレス
URL
コメント
パスワード   Vodafone絵文字 i-mode絵文字 Ezweb絵文字
この記事へのトラックバック
この記事にトラックバックする:
カレンダー
08 2024/09 10
S M T W T F S
1 2 3 4 5 6 7
8 9 10 11 12 13 14
15 16 17 18 19 20 21
22 23 24 25 26 27 28
29 30
ブログ内検索
プロフィール
HN:
りつ
性別:
女性
趣味:
ウンナンさんと妖怪とピアノを好きでいること。
アクセス解析
「エレーンッ、エレーーン!!」  HOME  座・テルヨシ

material:ふわふわ。り  template:ゆずろぐ

忍者ブログ [PR]