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朝、ぱりっとした黒服の老紳士が小柄な赤い自転車に乗って、揚々と進んでいたので、今日は何の日?と思ったら、中学校の卒業式だったのですね。来賓の方? 晴れがましい巣立ちの日となるよう。おめでとうおめでとう。
さまぁ~ず大竹さん、ご結婚されたのですね。おめでとうおめでとう。お幸せに。
相棒9-18・最終回 『 亡霊 』 → ※ 偏ってかつ感傷的な感想
「らしくないでしょ?」なんて一礼して、去って行かないで下さい。
これでボロッときてしまった。ウルッはきてもボロッとまではなかなかないから。『相棒』で初めて泣いたわ。
最初っから、さようなら小野田官房長な気持ちで見てましたけど、右京さんの口からはっきり告げられると寂しい。
刺し違える、ような展開ではなくて、荘厳に偲ぶような回でしたけれど。
7月の事件の前に動いていた、もう一つの事件の決着。取引は官房長の遺言。
この事件の対策のために小野田さんを中心として集められたチーム、でやっぱりどうしても特命係が生まれた最初の事件のチームを思い出してしまいました(「予兆」で、なんでもう一回振り返ってるんだろうと思ってた)。
粘り強く交渉して解放を働きかけていた右京さん。国の体面を優先して突入を要求した小野田さん。結果、右京さんを切って突入を強行、あげく犠牲をうんだ。そしてその責任を負わされた右京さんは“人材の墓場”へ、小野田さんは地位を得て偉くなった。っていう大きな確執がずっと二人の背景にあったと思うんですけど(私の記憶が確かならば^^;)。
飄々としていた小野田官房長ですが、元隊員の森本レオ(役名わからん)に命を狙われた時、どうぞって。自分を殺していい人間は3人だけ、杉下右京と森本レオ(役名わからん)とあの時の他の隊員、みたいなことを言ったシーンで、この人の中でも大きく残っている傷なんだなと思った。
そこにきて今回のチームで・・・・粘って粘って交渉を成立させようとしたこと。
『劇場版Ⅱ』の右京さんと行った回転ずしで皿を戻さなくなって、人は成長する、みたいなことを言ってたこと。
瀬戸内さんとの面会で「でもわたしの目の黒い内は誰一人殺させません」と“青臭い”台詞を言った、本当の遺言が、ここにきて全部あいまって、
「らしくないでしょ?」
泣くだろ。
小野田さん変わろうとしてたんですね。その遺言を「守ってやれなくて無念だ」って言った瀬戸内さんの言葉を聞いてる時の右京さんの顔が。顔が。
神戸くんを墓参りに誘うところでシーズン9の終了でした。
その他もろもろ。
* 『相棒』 難しい。ちょっと違うことしてるとわからなくなる。
* 亀山くんはきっと元気。
* GT-Rから米沢さん、がなんか面白かった。あのかわいい車、米沢さんの!?と思ってたら たまきさんのか^^;。
* 雛子議員は神戸くんいわく「おっかねぇ女」。周りの事件もろともすべてを自分の糧にかえ、大きくなっていく・・・なんか 女郎蜘蛛 (妖怪の方でもかまいません)みたいな人だなと思った。
* 最後まで、君と呼び続ける父に、お父さんと呼ばない娘。
* 腑に落ちないお咎めなし。
* ラッパのBGMにやられ(ラッパて)、劇場版Ⅱのラストと同じBGMにやられ、不穏なヘリコプター音の最後。・・・つづく、のか?