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「相棒」再放送経過。8もいくみたいです。何度か書いたけどけどこれでようやく「神の憂鬱」が見れる?のかな。
感想つづき。
相棒7-8・9 『 レベル4 』 →
亀山薫 最後の事件です。
* 誰しもがパニックになるような恐怖を前に「我々は警察官です」と立ちふさがる米沢さんが・・・いつもは淡々と仕事を遂行する鑑識さんの志を見た。
* 人質になった亀山君と対峙する右京さんの場面。「学習しますから」でカッと思いだしたけど、これってシーズン1よりもさらに前のプレシーズン1で同じような状況がありましたよね? 本当に最初の最初の出会いの場面とリンクしてるんだと思ったらぐっときた。
* あれから、何年あの人の相棒やってると思ってるんですか。最後まで命がけで信じた亀山君は確かに相棒だったと(T T)
* 小野田官房長にソファに手をつかれて「省に格上げされたからって少し調子に乗ってない?」・・・はい、本当にすみませんでしたって言いたくなる迫力;。
* 彼の地の子供たちへ正義を教えに行きたいと、自ら去ることを決めた亀山君。ついていく美和子さん。美和子さんがいなくなって一番寂しくなったのはたまきさんかなと思うけど、亀山君がいなくなって一番寂しかったのはやっぱり伊丹だと思う。
「関係ないけどね」って哀愁の背中…。呼びとめて憎まれ口叩き合っておちる、しばらくの沈黙。素直になれない引っ越しする前の子供かーーーっ!
* あっさりしたもんだと当時は思った右京さんと亀山君のお別れですが。「お世話になりました」を今まで言われたことがなかった右京さん。人材の墓場と呼ばれて、何人ものパートナーに短期間で黙って去られてきた右京さん(小野田さんには切られたし)。特に何も返さなかったとしんみりたまきさんに語って・・・。それから後に「気をつけて」とだけ電話をかけたラスト。孤高でかたくなな正義を何があろうと貫き通す右京さん、それを曲げることは決してなかったけれど、亀山君といたことでそれでも変わった面もありましたよね。
* 「また一人になったねえ」・・・は小野田さんなりに右京さんを気遣ったんだろうか。っていうか小野田さん、特命を守りたいのか潰したいのか何がやりたいのか時々わからないというか真意の測り知れない人である。6の最終回のことがあるし、小野田さんと亀山君の別れの場面も見てみたかった気がします。
相棒7-12 『 逃亡者 』 →
この回覚えてる。好きです。泣けないほどに強い思い。
小野田さんが頻繁に出てくるし。誘われてもあんなに断るのに、利用したいときには出向く露骨な右京さん;。
この頃は誰が新しい相棒になるんだろうという話題にわいていた頃だろうと思うので、姉川さんじゃないのなら左刑事?と思ったりしてたのでした。
* 小野田さんと右京さん in 回転ずし。やけどしそうになったり、お湯のまま飲もうとしたり、回転ずしの仕組みがいろいろわかってない小野田さんがかわいいと言ってしまっていいのかどうか、なんていうの、微笑ましい(?)
「知ってるんなら教えてくれればいいじゃない」「ご存知かと思いまして」のくり返しに笑った。絶対わざとだ(笑)。ささやかな仕返しなんでしょうか^^;?
* 小野田さんの、内村部長+参事官、説教。「どうして教えてくれなかったの?」 の言い方すげー好き。小野田さんの淡々とした嫌味に、背後で段階をおって頭を下げていく二人がコントみたいで面白かった!
* デスクで泊まりになった捜一。右京さんの情報から、「芹沢ーーー!!」って伊丹さんの大声に、飛び起きる周りと、はい?はい?はい?ってなる芹沢君がおかしかった。
* 小野田さんと内村部長 in 官房長室。黒い密談。悪いわ~~。悪代官と越後屋みたいになってる^^;。
* 人のために自分の立場も顧みず突っ走った左刑事に「お前みたいな馬鹿、嫌いじゃないぞ」の伊丹さん。少し前まで同じような事してた身近な人がいましたもんね。。。 視聴者みんなの頭の中に亀山君が横切っていったんじゃないかと疑わない。
* 右京さんのミサンガに 「何を願ったの?」「これから考えます」 な小野田さんとのやりとり。これからどうなっていくんだろうと、7の行方に思いをはせたラストでした。今なら官房長のことを何か願ってくれたかな、なんて考え出すとまたやるせなくなる。
小野田さんの真意・・・手元におきたいとか過去の確執を除いて、右京さんの優秀さと特命を動かしてるのは亀山君と認めてたし、とにかく表立っては動かせない件に関して上手く使って、有益なものが出てきたら自分のために利用して、不利益なものが出てきたら握りつぶす(二人の意志に関係なく)ことが目的なのかと思ったけれど・・・ごちゃごちゃ複雑な事は考えないで取っ払ってしまうと、単に右京さんが好きなだけなんじゃないかと思ってきた^^;。